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2013年1月

2013.01.30

ハセガワ1/450 「武蔵」 製作記 14

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甲板の塗装に入ります。基本色はクレオスのタンとし、サンディブラウンとダークアースを重ねて吹き、適度に色ムラを出します。

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いつもの1/700スケールより塗装面積が広いのですけど、コンプレッサーはクレオスのプチコンで充分塗装できます。

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塗装完了。やや厚めに吹いてツヤを出しています。

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完全に乾燥してから、甲板のマスキング開始。このスケールなら甲板の塗り別けも筆塗りが可能なのですけど、エアブラシ塗装の方が破綻が少ないと思います。

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大味なキットの強みで作業は早く進みます。

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作業時間は二時間は掛かりますまい。小さな部分はマスキングしてしまい、あとで部分的に筆塗りする手法をとります。そのほうが能率がよろしい。
マスキングが済んだらすぐ塗装に掛かるつもりです。

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クレオスの日本軍艦色でまず主砲と副砲を塗装。

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自分は砲身はピカピカに塗る主義。

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船体の塗装開始。

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軍艦色の面積はそう広くはないのでこの段階でもプチコンが活躍します。

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塗装が終了したら一時間くらいでマスキングテープを剥がします。テープを長く貼り付けていると貼り痕がのこることがあるためです。

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おおむね良好である。

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このとき、艦橋の軍艦色も塗っていますので艦橋窓のシールを試して見ます。

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精密ハサミとオルファのカッターで切り取ったところです。
思いのほか印刷の点々が目立つので使用しないことにしました。このシールの厚みも気になりますが、そのまま使用しても充分効果があると思います。

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こうなったら塗るしかありません。まず、艦橋にマスキング。薄いモールドがありますが、塗装で判らなくなっています。

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司令塔の窓もマスキング。

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光沢黒を厚塗り。

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司令塔の窓は部分的に筆塗りします。

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マスキングテープを取って細筆で窓枠を書き込むとこんな感じになります。光沢黒が反射してガラスが入っている感じになったかな!

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クレーン、カタパルトは筆塗り。

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煙突の黒は筆塗り。伸びがよいタミヤエナメルのつや消し黒を使用しています。

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2013.01.28

ハセガワ1/450 「武蔵」 製作記 13

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これは高角砲座の奥にある通気孔です。0.3mm厚プラ板と0.3mmプラ角棒で製作。

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ところどころ寸足らずですが、妥協。

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接着位置はこんなもんでいいかな。


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前部の通気孔です。

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工作はすぐ終わりました。

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艦橋の基部に接着。他にも通気孔がありますのでプラ板を台形に切り取って接着しました。水密扉は0.14プラ板を切って貼りつけ。

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舷側にあったボートダビットの製作です。まずは基部を0.5mmのプラ角棒を貼り付け。


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単純作業ですがモールドの無い舷側につけると見栄えがすると思います。

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艦首はとくにモールドがないのでフェアリーダー(接岸時ロープで固定するところ)などを作ります。

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錨はこんなかんじです。

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ベルマウス(錨鎖の通る穴。開口部が広がっている)を表現。


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後部艦橋基部にも通気孔を追加しました。


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副砲の防水布をパテ盛りで表現。副砲基部は狭く、いやな作業でした。

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2013.01.26

ハセガワ1/450 「武蔵」 製作記 12

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「武蔵」の艦橋両舷には13mm連装機銃が装備されていたようです。キットにはこれが無いので代用します。
前に作ったハセガワ1/700「榛名」の25mm連装機銃です。

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これをニッパーで左右の部分を切るとちょうど良いスケールになると思います。自分はこの手の「代用機銃」を多用します。

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副砲の無線塔ですが、組み立て図とは反対の向きに接着しています。無線塔パーツの後部は斜めに削っています。写真で見る限りこの形が実像です。 ←部分的にこだわるヤツ。

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今のうちに4軸のスクリューを接着しておこう。

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艦橋周りの機銃の接着は終わりました。

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カタパルトです。大ぶりですが良い形だと思います。

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艦橋トップのループアンテナと信号灯(S字みたいなの)を接着。レーダーは半分の幅に切り取っています。

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0.3mm厚のプラ板を切り出します。長さはデバイダー確認します。デバイダーは便利な道具ですがあまり模型店で売っていません。細長いプラ板はラッタルの材料です。

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艦橋の背面があまりに簡単なのでデティールアップしたくなります。まず、「武蔵」の特徴を踏まえてラッタル(ハシゴ)をさっきの0.3mmプラ板の接着で表現。

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左右のヤード(下にあるツノみたいなヤツ。)を0.5mmくらいのプラ板や端材で工作して接着してみました。
軍艦は細かく作るほどりっぱな模型に見えますねー

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マストは何も付いていないので13号電波探信儀をつくってみよう。0.3.ミリプラ角棒と0.14mmの薄プラ板で枠を作ります。

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伸ばしランナーを細かく切ったアンテナを並べて接着します。これで完成とする。

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マストの分かれている部分につくったプラ板の踊り場に信号灯を接着。このようになっていたと言われています。
信号灯は1/700の共通パーツから適当に切り出したものです。

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副砲の砲口を開口。0.3mmドリル刃使用。

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1mm厚のプラ板を工作。台形に切り、一部分を削って勾配(坂みたいな)をつけます。
これは22号電波探信儀の台座になります。

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艦橋左右に接着。

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先ほどの1mmプラ板にドリルでくぼみを作り、切り取り。

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プラ棒を回転しつつ鉛筆のようにヤスリで削ります。

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工作した小さなプラパーツ。真ん中は1/700ウォーターラインシリーズ共通パーツの22号電波探信儀です。

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台を接着。


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22号電波探信儀に先ほどの鉛筆状のプラ棒を継ぎ足して大きく見せかけます。

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横から見たら継ぎ目ありありですが、後で塗料を厚めに吹くと段差は目立たなくなります。(と思います)

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ヤード(ツノみたいなやつ)の根っこに0.5mmプラ棒を短く切って接着。信号灯に見立てたものです。これもあとでシルバーを塗るとそれだけで精密感が増すから不思議。


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2013.01.14

ハセガワ1/450 「武蔵」 製作記 11

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中央甲板パーツです。この上に艦橋構造物が乗ります。

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裏側です。右上に細長いくぼみがあるのはレバー式スイッチの穴の跡と思われます。かつてモーターライズ戦艦だった名残でしょう。現在は開口されず塞がれています。

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甲板接着が完了。接着剤が完全に乾燥しています。

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これに甲板パーツをはめ込んでみます。合わなければ少し削ってまた合わせる作業を繰り返します。
だいたい、パーツが窮屈になるように出来ているようです。

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この時代(昭和37年ごろ)の模型は合いが良くないのが普通です。けっして不具合品ではありません。
おおむね、どのメーカーの製品も当時はこのような内容なので、いかに組み上げるかがひとつのテーマであり、工作の楽しみでもありました。 ←昔話だよ・・・・


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ほぼ合うところで接着。船体が突っ張ったり反ったりで接合面にスキマを生じますのでマスキングテープで固定します。 前後を間違えるな!反対に接着したらアウトだぞ!

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「武蔵」も1/450スケールともなるとプラスチックの肉厚も充分なので反りなどの反発力も侮れません。さらに側面もテープデ固定しなければ。

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接合部分には接着剤や溶けたプラパーツのはみ出しなどが所々残ります。

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これらを丹念に処理しなければならぬ。

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キサゲで削ります。

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削りくずがカツオブシのようだ。掃除しなければ。

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処理が終わったらキサゲの手入れです。相手がプラスチックでも徐々に切れ味が落ちますので研ぎます。

水砥ぎしても良いのですが、サビの発生などでめんどうです。一般的には油砥石を使用します。
自分はアルカンサス砥石を使用しています。
まず、キサゲは両刃ですので右、左と同じ角度で研ぎます。油をつけて研ぐのですが、ミシン油や機械油などを使用するのが普通ですが、油は特に何でも良いです。自分は椿油を使用しています。これならあまり油臭くないし、手のヨゴレも石鹸で簡単に落ちます。

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表刃が研ぎ終わったら裏刃を研ぎます。裏刃にはカエリが出来るのでこれを軽く落します。研ぎすぎると返って切れなくなるので要注意だぞ。

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刃砥ぎ終了。抜けば玉散る氷の刃じゃ。ふふふふふ ←ケガするなよ!

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自分の使っているアルカンサス砥石です。砥石としての切れ味は抜群です。

アルカンサス砥石とはアメリカ産出の天然砥石で、広く工業用の仕上げ砥石として使用されてきました。
これは10年ほど前に東京の貴金属用工具店で求めたものですが、アルカンサス砥石の中でも良質な砥石のため、当時でも4000円と小さなわりには高価なものでした。木の台は自作したものです。
これはプロの職人さんが使うものですが、よほどの達人でもない限りアルカンサス砥石でも安価な普及品で充分だと思います。安価なものは石に縞模様があったり、黒っぽい文様があったりと様々ですが、試してみると実用的にはほとんど問題ありません。もっとも、最高のワザを極めるプロならば話は別ですが。

たとえ、安価なアルカンサス砥石でも最近は市販されていることが少なく、ごく僅かしか流通していないのが現状でしょう。年々産出量が減少して、資源の枯渇とともに人造砥石にとって変わられる日が来るのはそう遠くないと思われます。


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2013.01.10

ハセガワ1/450 「武蔵」 製作記 10

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船体の製作です。まず、スクリューのブラケットの穴は船体の内側にモールドされたくぼみに穴を開けます。
甲板を接着してしまうと開けられないので必ず忘れず加工しよう。

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1mm径のドリルで貫通。

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このようなおおまかな穴あけは100円で買った1mmドリルを固定したピンバイスで充分です。手元にひとつあるだけで意外と活躍するものです。

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このあと、精密な丸やすりでスクリューのパーツにあわせて穴径を微調整します。
スイス製のバローベ社のニードル鑢(やすり)です。

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使用感は抜群です。(先端は極細なので慎重に扱わないと簡単に折れてしまうぞ)

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さて。
後部甲板はこんな具合です。後部のくぼんだところが甲板と一体となり、逆に飛び出しています。
実際は一段低くなった箱状の格納庫前の部分になっているのですが、昭和37年には詳細な資料も無くこのような造形になったと思われます。
実際はその部分にエレベーターが装備されていたかどうかは不明ですが、ここは「エレベーターがせり上がった状態??」らしき解釈をこじつけてアレンジしましょう。
そのために単装機銃の台を削ることにしました。

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どうもエレベーターは装備されてなかったかもしれませんが、難しい事は抜きにして作業を進めます!
ここで後甲板の改造などしようものなら「ハセガワ1/450シリーズ」の味が失われるというものであります。
クレオスのラインチゼルでスジボリをしてむりにエレベーター甲板にしてしまいます。

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艦尾の甲板です。表面をよく見るとかすかに板甲板のモールドのような痕跡が見て取れます。この金型は当初板甲板にしようとして、製造時に変更したのかもしれませんよ。飽くまでぼくの推測ですが。

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そうとうの厚みがある艦尾甲板パーツです。

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艦首甲板は船体との合いが悪く、スキマを生じたり窮屈だったりします。これはパーツを削って修整しないと接着を失敗しますので削って修整します。刃物は「キサゲ」を使用しています。

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これは貴金属加工用の「キサゲ」という刃物です。貴金属専用刃物のため、そのままではプラスチック削りには向かないので研ぎなおして使用しています。
肉厚のあるカッターナイフや切り出しも有効ですけど、最近ではスティック状の切れ味の良い板ヤスリや鉄ヤスリが出ていますのでそちらの道具の方が安全でしょう。

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削っては合わし、また削る作業を繰り返します。

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だいぶ合ってきたぞ。

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「武蔵」の艦首は少し上がっていますが、甲板パーツは平面のままなので少し指で反らせてみよう。

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船体の内側も少し削る必要があるな。

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甲板を支える船体には突起があってそれより下に甲板が落ち込まないようになっていますが、接着強度などを考えて、プラ角棒を切って接着しました。模型展示会などで作品を輸送する場面を想定しています。

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キットの突起の深さにプラ棒の位置を合わせます。

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これだけ補強すれば甲板は外れまいて。

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大量の接着剤を使用して甲板を接着。甲板パーツは、そうとう削って合いをよくしましたがそれでも反ったりスキマができるのでテープで固定。狭いところは木の薄板をはめ込んでつっぱりました。この木板はアイスクリームのバーを切ったものです。

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この状態で最低でも24時間は接着剤が固まるのを待つ必要がアリと認む。甲板中央は最後に接着したほうがよろしいと思われる。


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2013.01.06

ハセガワ1/450 「武蔵」 製作記 9

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主砲塔の防水布表現のパテ盛りです。まず、裏側からパテを押し込みます。パテはクレオスのホワイトパテです。

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パテは表側に出てきます。

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歯科用スパチュラ(へら)でパテを盛り付け。

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盛り付けた状態で成形しようとしてもパテがへらにまとわりついて上手く出来ません。
少し硬化が進むのを待ちます。

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少し硬くなったところで少しずつ形を整えます。

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主砲砲塔のパテ盛りの所要時間は40分ほどです。

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まだムラがありますから完全に乾燥した後、精密ヤスリで仕上げよう。

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砲塔の軸をバーベットの穴に差し込むとブカブカです。これでは砲塔が簡単に回転してしまりが無くなりますので0.14プラ板を接着して回転の硬さを調整します。

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さて、
これがハセガワ「武蔵」のレーダーです。

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接着してみるとこんな感じです。

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この大きなレーダーがハセガワ1/450の特徴でもあるのですが、この姿こそ、昭和チックな「大和」「武蔵」を印象付けています!しかし、現在の目からみればいささかオーバーです。っていうか、ミッキーマウスみたいです。

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なるべくキットの味を残したいのですが、ここは、レーダーを切り詰めて作ることに決めました。これで現代風ですねー

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2013.01.03

ハセガワ1/450 「武蔵」 製作記 8

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主砲の製作です。左右の測距儀を接着しました。天面に空いている穴はモールドではなく、ヒケですね。

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接着位置はこんなもんでいいかな。左にはハシゴがモールドされていますね。貴重なデティールです。(金型に手彫りされたもの。たぶん)

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46cm砲です。砲口は開口されていませんので砲口をあけてみましょう。

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このように砲身は一体パーツになっています。

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主砲砲塔に差し込んでみます。すこし砲塔の穴が狭いので途中で引っかかります。精密やすりで広げてみよう。

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まず、三角キリで小さな穴をあけます。円の中心は適当にねらっています。

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だいたいうまくいったと思います。

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さらに1.0mmドリルで穴をあけます。
ドリルの先端はゆるい角度で尖がっていますから、ドリル先端はさっきの小さな穴にはまって、そのまま喰いついて切れ込んでくれます。
平らな部分にいきなりドリルを当てると先端が踊って予期せぬ位置にドリルが切れ込んで失敗するぞ。

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砲身を接着。差し込んで裏から流し込み接着剤を塗ります。

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砲塔の測距儀がやや小さく短いようですが、このキットらしいので現状でヨシとします。

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仰角はもう少し必要です。

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ほんとは少し俯角をつけたいのですけど、出来るだけ上げないといけません。

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仰角を上げないと前の砲塔の装甲板に干渉してしまいます。従ってこのようにしなければ。
ハセガワの「大和」「武蔵」が勇ましく見える理由のひとつです。(宇宙戦艦みたい)

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この状態で接着するのを待ちましょう。

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2013.01.01

ハセガワ1/450 「武蔵」 製作記 7

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探照灯の台の接着が終わったら三角キリで穴を穿(うが)ちます。

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さらに0.8mmドリルで穴あけ。0.9mmでもいいくらいです。
穴あけした後に探照灯パーツを接着します。そのまま接着してもいいのですけど、乾燥の時に傾きやすくなります。

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25mm三連装機銃の架台の幅が、わずかに狭いのでそのままで銃身を載せようとすると、きゅうくつです。カッターで少し切り取って幅を広げないと上手く接着できません。 ←手を切るなよ。

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どんどん銃身を接着。

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銃身の向きは組み立て図のとおりです。架台は銃口側左右前方にせり出したところがありますが、これは機銃のペダル(引き金)です。これが一見座席のようで、ひょっとして銃身の向きは反対では?って迷いますが、
何も考えずに組み立て図の通りに作るのが正解です。

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シールド付25mm三連装機銃のパーツです。盛大なバリ、ヒケは昭和中期模型のお約束です。

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カッターやニッパーなどで根気よく処理する他はありません。

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木片に両面テープで固定して銃身接着。
さらに表面のヒケ処理のため、クレオスのサフェーイサーの1000番を厚塗りします。

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この間に接着できるところはどんどん接着していこう。

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シールド付25mm三連装機銃の銃身を接着。銃身は少し長いのですが、気にせずどんどん進めます。

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厚塗りしたサフェーサーが乾燥しました。細かいヒケはほぼ埋まってしまったと思います。

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